2024年10月25日
この度、オプション検査取り扱いを開始した「APOA2」はすい臓がんの診断補助に用いられる腫瘍マーカーです。
すい臓がんは発生しても小さいうちは症状が出にくく、早期の発見が簡単ではありません。進行してくると、腹痛、食欲不振、腹部膨満感(おなかが張る感じ)、黄疸、腰や背中の痛みなどが起こります。
年間4万人の方がすい臓がんで亡くなっていますが、自覚症状の出ていない早期ステージで発見されるほど5年生存率は高くなります。
従来の腫瘍マーカーとは異なる物質を測定するため、これまで検出されなかったすい臓がんを見つけられる可能性があります。
APOA2単項目でのオプション検査追加も可能ですが、従来のすい臓がん系腫瘍マーカーや腹部超音波検査と併用することで、よりがんの発見確率を上げることができます。
検査は血液検査で行います。通常の採血で検査できます。余分に採血することはありませんので、体への大きな負担はありません。
ご不明点等ございましたら、当センターまでお問い合わせください。
■新規オプション検査「APOA2」 金額:5,500円(税込)